iCAD社の歩み

1980年

富士通において純国産CADソフトウェアとして開発を開始しました。その後、絶え間ない技術改良を加え機械系CADとして市場で一定のシェアを確保するソフトウェアへと成長しました。

1990年代後半

機械・装置設計を支援できるCADに特化していくため3次元CADに舵を切りました。この時、形状処理の基本方式に理論的には本筋であるが性能的に不利と言われていたCSG*理論を採用しました。大型の機械を軽々と扱えるCADとして注目され出しました。

2000年

日産自動車のCAD開発部隊であったデジタルプロセス(DIPRO)が富士通に譲渡されました。同時に富士通グループのCADはDIPROへ集約する方針の元、iCADもDIPRO内で社内カンパニーとして活動を開始しました。CSG方式を徹底的に追求して100万部品を0.2秒で動作させる超高速のCADソフトウェアを実現しました。他のCADと比較すると数百倍の性能を有する世界で他に類を見ない方式を持つCADと評価されています。

2010年~

iCADを世界に通用するソフトウェアとすべく徹底的に開発に集中するため分社化を行いました。富士通グループの中でアプリケーションソフトウェア開発に特化した専門技術者集団として活動しています。我々は更なる圧倒的な高性能の追求、世の中が「あっ!」と驚く新しい考えのCAD実現を目指して開発に邁進中です。2021年には、300万部品を0.2秒で動作させることを実現しました。

*CSG(Constructive Solid Geometry) : 構成表現方式

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