iCAD株式会社

平素は格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございます。

当社は創業以来、機械設計に特化した3次元CADであるiCADを、設計者の道具として進化させ、日本の機械設計に貢献する事を使命と考え、日々技術の研鑽に努めてまいりました。

iCADの歴史は、80年代、富士通株式会社での自社開発CADから始まります。その後デジタルプロセス株式会社移籍を経て、2010年、世界に通用するソフトウェア開発プロフェッショナル集団を目指し、iCAD株式会社設立となりました。組織が変遷してもiCAD開発を継続し、現在では、日本の製造業と共に成長を続ける、世界でも類を見ない機械設計に特化した3次元CADに成長しました。

世界に通じるソフトウェアを作り出す土壌として必要なのは、徹底した専門特化です。当社は「一社一ソフトウェア」を社是として、iCAD開発のみに専門特化した継続投資を行っています。

日本の機械設計の強みは、設計製造現場での擦り合わせと考えております。設計製造業務を広く、深く理解する為、現場・現物・現実を大切にして、年間5,000社以上のお客様を開発元技術者として訪問し、日本の機械設計者の道具となる3次元CADの開発技術を深めております。

機械設計3次元CADの重要な技術要素は、高速処理性能です。当社は、コアとなる3つのソフトウェア技術「形状処理、コンピュータ、ネットワーク」を追究し、高速性能CADカーネルを独自開発しました。iCAD V8では、アセンブリした生産ラインの大規模3次元データ（300万部品）を0.2秒で処理する技術で、他の追随を許さない世界一の高速性能を実現しています。今後も技術で創造し続け、工場全体を処理する超高速性能CADカーネル技術開発に挑戦致します。

当社はCADベンダーとしてiCADを提供するだけでなく、設計製造業務改革の結果責任を負う技術会社でもありたい、と考えております。設計業務プロセスや現場の課題を理解し、日本の設計製造現場の強みとiCAD開発で培ったデジタル技術により、お客様に最適な機械設計のシステム化を実現致します。

私たちの技術で、設計製造業務改革を繰り返し実現したい。その想いから、当社技術者の成長を大切にします。社員が切磋琢磨しながら、技術を創造し続けて行く。当社はそのような技術志向の会社です。